このブログを始めたきっかけなど。
続きを読む【第0回】卓球未経験での部活動指導に際して ~目次~
昨年度より、とある公立中学校の卓球部へアドバイザーとして参加するようになりました。顧問の先生は卓球未経験ですが卓球に対して非常に前向きです。ご自身でも生徒さんたちと一緒に練習されて、卓球の面白さや難しさを体感されています。
今回関わる部活だけでなく、同じように卓球未経験ながら卓球部の指導をすることになった先生方にとって有益となる様々な情報をまとめていきたいと思います。
下記、個別記事として考察したいテーマを列挙します。このページから各記事へ飛べるようリンクを設定する予定です。
以前に書いた記事の中に同様のテーマも多くあります。以前の記事との差別化点としては、私の卓球に対する知見もいくらか深まったのでより厳選された表現ができるであろう点と、指導者の力量に依存せずチームとして成長できるような組織づくりという視点を加えて考えていきます。
新中学1年生の用具 ver.2023
ご要望をいただきましたので、久々に卓球をテーマにして考えてみたいと思います。
以前同様に未経験の女子中学生を想定し、できる限り自分で触れたことがあるものを中心にオススメする形をとります。
競技的な卓球の経験がない方にも伝わるように書いているつもりですが、ご不明な点がありましたらコメントにてお尋ねください。
※本記事は、下記の記事を元に加筆修正を加えたものになります。
- はじめに ~2019からの変化~
- 最初はシェーク裏裏で
- ラケット
- ラバー
- 3か月~半年経ったら分岐をしていく
- シェーク裏裏
- バック表
- バック粒
- フォア表(候補外)
- カット型
- おわりに
自分用メモ
友人にフォアハンドについてレッスンをしてもらったので忘れないようにメモ。
- やさしくフォア打ち→力そのままで振り切ってみる。交互でやってみる。→半歩下がって同じことしてみる。→前で半面で動いてやさしくフォア打ち→同じ感じでその場でやさしくフォア打ち→時々打つ時にちょっと力入れてみよう
メニューの変遷はこんな感じ。
以下、ポイントを列挙。アドバイス+自分での咀嚼+結果観察などまとめて。
- 引きすぎないこと。当てるだけで返るから、そこから振ろう。そうすると打球点安定して?リズムが一定になる。
- この練習で振り切るときは、かけるのではなくつかむ感覚を大切に。
- スイングのスタート位置というかラケット位置が低くなりがちなので、実際にはそうではないけど顔の高さにラケット持ってきちゃうくらいのイメージで良い
- 打球点が一定であることが最終的には大事。
- 半面で動いたときに、左→右のときは捻転うまく使えてる。同じ位置で連続で打つ時にも同じ感じで。イメージとしては、左→右の動く幅を段々小さくしていく感じ。x→0って感じ、極限の感じね。
- 振り切るときのテイクバックでためすぎちゃうというか、一瞬力はいることがあるけどそれはナシでOK。やさしく打ってる時と変え過ぎないようにしよう。
- 左右に動くとき、打った後に身体が伸びてしまうことあり。そうならないよう意識しよう。
- 動いたりその場で打つ時の足について、ベタ足にならないよう注意。イメージは猫がフミフミするときの感じ。あのフミフミはグッと体重を乗せたりしないよね。→これ意識してたらスイングが振り切れてなくて指摘してもらった。あーん><!どっちも念頭に置かなきゃ~!
ざっとこんなところかな…
以下、感想や驚きポイントなど。
- やっぱり自分が思っていたのと入りやすい動きにだいぶ乖離があった
- それはラケット角度よりはスイング方向だったもっと言えばスタート位置とか上体の高さだった
- 捻転を上手く使えてる瞬間があったのは意外だった
- 引かずに打つことでつかんで飛ばすとか打球点とか整ってくれば、打球点と当て方維持したままテイクバック取っていくと威力増やせる。それは応用なのでおいおい。
- こうかなぁ?と思ってるときに「合ってるよ~」とか「OK!」って時々言ってもらえると間違ってないんだなって確認出来て、少なくとも僕の場合は安心する。
- 一番驚いたというか感心したのは、言ってくれてることとたぶん今違ってるなぁと思いながら打っていたときに、「合ってるか疑いながら打ってるでしょ?」という指摘があったこと。これは言われてみて確かにと。圧倒的図星。まずはそこ考えずに思い切ってやってみようということを言われまして。これ、よく見てるなぁと思ったんですね。いや僕も人にアドバイスするときに、「もっと思い切って○○してみよう」なんて言うこともあるんですが、僕の中に疑念があることを見抜いた上での発言なのですごいなと。この視点も、今後僕が誰かにアドバイスすることがあった時のために引き出しに入れました。
人に教えるのはあまり経験ない人でしたけど、僕の中では全幅の信頼があり、予想通りといったところでした。メニューの選定も詰まらずにスムーズで、さすがでした。
言われてみれば僕もかつての練習仲間?の方に教えてもらった時に同じようなメニューとかアドバイスをされていて、そうだったなぁと思いました。まぁよくよく考えれば源流が一緒なのでそらそうか、といったところ。ただもっと丁寧に教えてもらえた(当時は練習だったのでそれはそう)のと、対話しやすいのが良かったです。
これを忘れないように記録して見返して、また月曜日に意識しながら練習したいと思います!
基礎の徹底は伸びを実感するまで時間がかかるけれど、その後の伸びが大きい。何となく実戦的にいろいろやると最初は上手くなった感じがするけれど、レベルが上がるほどひずみが出てくる…
と、毎週マンツーマンレッスンに通っている上手なお姉さまが言ってました。その通りですね。
毎週とは言わずとも、月1くらいで同じ人にレッスンしてもらえるといいなぁと思いますね。
(おわり)