先日の「切れたカットが上がらない」という件と関連しています。
身長的に同じくらいであろう伊藤選手のカット打ちを観察してみることにしました。
下の映像の相手選手は中国女子チョッパー、Liu Fei選手です。
なぜこれを選んだかと言えば彼女が僕のお気に入りの粒高、カールP1を貼っているからです。
中国のカット主戦型はバック表が多いのですが、彼女はどうやらSeo Hyowon選手(KOR)のコピー選手のようです。
私がカット型なので、女子のこういう対戦をカットに注目して観たのは初めてでした。
攻撃型にとっては当たり前のことが多いと思いますが、気付いたことをまとめておこうと思います。
まず、かなり大きくテイクバックを取っているなと思いました。背中を横切るくらいの大きなスイングが見られます。
やはり小さな体格で切れたカットを打つには、程度の差はあれスイングを大きくすべきなのでしょう。
戦術的には相手が下がってからドライブで強打するのは避けているように思えます。
ツッツキを混ぜて相手を前に寄せてから強打し、相手が下がって体勢を整えたらループで繋いでいます。
そして浮いた球は速いスイングで体重を乗せてスマッシュします。
このスマッシュについても、切れたカットが上がらないというAさん、私の浮いたカットをスマッシュしてネットにかけることが多いんですね。面が寝ているのもありますがスイングの速さも足りないなと見ていて思いました。(伊藤選手に比べればそりゃほとんどの人間がスイング遅く見えるわけですが。)
やはりスイングを変え、身体を大きく使って対応するしかないのかなといったところです。
一般の女子中学生で筋トレしようというのも違うと思いますし…。うーん…。