とある練習場へ

先日、ある卓球場に初めて訪れ練習してきました。

それに関して書いていこうと思います。

 

市井のプレーヤーとしてはだいぶレベルの高い人たちが集まっていて、その内訳は8~9割が社会人、残りが大学生と高校生といったところでした。中心となる数名の社会人が個別に声をかけてその人数を増やしてきたようです。

その練習場では技術練習ではなくゲーム練習が中心でした。技術レベル的にそれが適当なのだろうなと思いました。

 

 

 

気付いたこと

私は社会人中心の練習場に訪れるのが初めてで社会人の練習を見るのも初めてでしたので、私が経験してきた練習場といくつかの点で異なることに気付きました。

 

1. ビデオカメラが当然のようにある

 ビデオカメラを持っているなら当然、自分の動きを撮らないより撮った方がいいわけですが、きちんと実践している方が数名いることに少し驚きました。

私も何度か子供たちの練習を撮影したことがありますが、やはりそれらは無駄ではないのだろうなと安心しました。

今後子供たちの練習を積極的に撮影していきたいです。

 

2. 試合のテンポが早い

以前中学生の試合でテンポがあまりに早いことに気付いてアドバイスをしましたが、それに近いテンポでゲームが進んでいきます。 6点ごとにタオルを取るのもあまり見られず、ポイント間の間もほとんどありませんでした。本番の試合ではまた違うのかもしれません。

 

3. テーピングやサポーターの使用が見られる

最年長の方でも40代で若い方が多い印象でしたが、何名かが使用されていました。恐らくは怪我の予防としての利用なのだと思います。末永く卓球を楽しめるよう、今後そういったところも意識していきたいです。

 

ゲームをしてみて

「社会人らしい卓球」と相対するのもほぼ初めてでした。学生と打つ時と大きく変えているつもりはなかったのですが、台のそばで上手く処理されて、甘くなったボールを狙われて終わる展開が多いことに気付きました。後ろに下がってカットする展開になかなかならず、慣れない展開でやられてしまいます。やっとカットに持ち込んだ時に、「あ、ここが知ってる(台との)距離感だ」と思う始末。また、各セットの序盤はリードするものの後半で追いつかれてセットを奪われることも多いと感じました。その日はオトナの台上処理や試合運びが巧いのだと思っていましたが、他に理由があることを後日の練習で教えてもらいました。

 

 二度目の練習では四人の方とゲームをしたのですが、うち二人の方に共通して言われたのが「何をしたいかが曖昧」ということでした。一人の方曰く、一つ一つの球に対して迷いながら打球しているように見えるとのことでした。これは私が最近ラバーをテンションから高弾性に替えたため、恐る恐る打球してしまっていることも一因かと思います。加えて、「ここにこう来た球にはこうする」というのが決まっていないためにその場その場の処理になってしまっているのだと思います。アドバイスを下さった方は「後手後手」という言葉を使っていましたが確かにその通りだなと痛感するところです。

 

もう一人の方はより具体的に指摘してくれました。まとめると以下のようなことです。

カットに持ち込みたいのか、カット少なめで攻撃的に行きたいのかが曖昧。それはサーブレシーブに原因があると思う。カットに持ち込むのであればシンプルに切れた長い下回転サーブを中心に展開すべきで、レシーブはバック深くへのカットを中心にして相手にドライブかツッツキをさせるよう展開すべき。シンプルなボールから展開すればこちらも打ちやすいけれどカットもしやすいし、こちらが特別変わったことをする必要もなくなるのできちんと下がってカットできる場合が多い。そうして1ラリーを長くし、変化を付けてチャンスボールを作り出して攻撃すればいい。

 

打ちたいとか前陣でブロックを多用するのであれば、短い下や上を混ぜてサーブをだし、レシーブについても攻撃的に待てばよい。その場合は大きく下がってカットするのではなく、台に近いところでカットをし、すぐ打てるようにしないといけない。攻撃型に近い立ち位置になるはず。

 

今のゲームだと序盤でロングサーブを打ってきたから嫌だなと思って短いサーブにしたけれど台上処理が優れている訳でもない。結果お互い不思議なボールを送り合うことになって、確率が低い君の方がミスしてくれた。ドライブを打つにしてももっと前に出てから打てるように狙った方がいい。

 

 理論的にカットを教わった方なら当然のことだと思うのですが、サーブレシーブのお話は「なるほど確かになぁ!」と目が覚める思いで聞いていました。確かに後ろに下がるんだか前で処理するんだか分からないような位置にいることが多く、レシーブで突然攻撃的になったりサーブの長短にもまとまりがなく…。自分で分析するに、いろんなことをして直近の一点を取ろうとしすぎなのだと思います。3セットを取るための行動が出来ていないということですね。もちろん攻撃的にレシーブすることや変わったボールもあった方が良いのだとは思いますが、ゲーム序盤でいたずらに繰り出すものではないことを学びました。この学びは中学生のカットを指導する際に役立つことと思います。うまく彼らにも伝えていきたいところです。

 

 

(おわり)