自分で考えて練習するということ

「考えて練習しなさい」

中学校や高校の部活動ではよく言われることだと思いますが、このことについて友人と話す中で出てきたことを書いていこうと思います。

中学生の指導に大いに関わると思います。

 

 

                      

0から考えることは難しい

                       

練習を組み立てるにあたっては、自分が得点源とすべきところはどこかを正しく把握する能力が必要です。それができた上で初めて、それを高めるにはどういう練習をしたらいいのかを考えられます。

サーブについても同様のことが言えます。サービスをどこにどう出すとどういう風に返ってきやすいかを理解した上で、じゃあ私はここで打つのが得意だからこういうサーブを出そう、と考えていけます。

考えて練習するということは発達段階において非常に価値を持つと思います。しかしながらただ考えろでは考えられません。

クラブで教わってでもいない限り、子供たちは基礎となる「考え方」を知らないのです。

指導者として接するのであれば、考えるための基準、タネとなるものを与えてあげたいです。

 

子供たちに卓球のどの部分を考えて欲しいのか、それによって子供たちのどんな能力を伸ばしたいのか。考える目的によって与えるタネは変わってくるはずですね。

 

練習メニューを組み立てる中で論理的な思考力を養うのか。

チームメイト間のアドバイスを促進することにより、観察力や人を褒める力、表現力を伸ばすのか。

私も「考える目的」をよく考えた上で、生徒たちにアプローチしていきたいです。

 

 

↓これも勉強になりました。