売れている用具は良い用具

もちろんレベルによって適正の用具はあります。テナジーは「性能の良い」用具ですが中級者以下にとって「良い用具 」とは限りません。

 
しかしながら、同じようなレベルに使用者が多いラバーはそのレベルにとって良い用具であることがほとんどです。
 
私は一度、用具マニアでなければ知らないようなラバーを中学生に使わせる大人を見たことがあります。
中国製の安価な粘着ラバーや粒高でした。

 

裏ソフトに関して言えば、大量に品質の良い商品が販売されています。
中学生ならばVEGAシリーズだけでも幅広く対応できます。
わざわざ怪しげなラバーを中学生に使わせるのにはリスクが伴います。
 
粒高についても同様です。
裏ソフトに比べれば粒高の種類は少ないので、知られていないラバーに手を出したくなるのも分からないではありません。
 
カット主戦型の用具を考えるとき、フェイントロングシリーズとカールシリーズがあれば十分です。特に中学生については、それ以外の粒高を貼る意味はないです。
 
本当に性能が高いのなら、自然と名が通るはずなのです。
もとより種類の少ない粒高の世界でフェイントかカールかという状況が続くということは、他の粒高に圧倒的な優位性が無いことの証拠です。
 
カット主戦型にしても前陣異質型にしても、フェイントロングⅡ、Ⅲ、カールP1、P2、P3、P4。この中から選べば良いのです。
 
オトナの用具ジャンキーを中学生に押し付けるのはやめていただきたいものです。
 
 
(おわり)