コーチに求めること、コーチとしてどうありたいか

またまた人様の記事から刺激を受けまして。

私が選手としてコーチに求めることと、コーチとしてこうありたいということを考えてみようと思います。私にはコーチのような存在がいたことはないのですけどね^^;

いたらこうであってほしいなということで。

 

上にあるものほど重きを置くことです。

 

                   

コーチに求めること

                   

1. 対等であること。

「(コーチだから)俺の方が偉いんだ/上なんだ」とか「教えてやってるんだ」という思いが無い人がいい。だから自分より強くなくてもいいし、年下でも構わないし、カット型でなくてもいい。

こちらが感謝するのは当然だけれども、コーチにも私の良いところを認めてほしい。

 

2. 一緒に考えてくれること。

このこととおかしな上下関係が無いことが、相談のしやすさに直結する。

ふと湧いた疑問を躊躇せずぶつけることができるし、指導内容が自分に合わないと感じた時それを素直に伝えることができる。

とくに合わないと伝えた時、不機嫌になられるようではやっていられない。自分で答えを探すのは当然だけれども、それを一緒になって考えて解決しようとしてほしい。

 

3. 同等の情熱を持っていること。

こちらがやる気を出すほど燃え上がってくれるような人がいい。

でも、自分より先行してしまうような人でない方がいい。こちらが疲れ切っている時に、立ち止まって待っていてくれる人がいい。

 

4. 「私らしさ」を活かそうとしてくれること。

私にどういう癖や能力があって、それをどう活用するか考えてほしい。

いきなり上手い人の技術で上書きしようとするのではなく、まずはなんとか巧く活かす方法を探ってほしい。

 しっくりこなかったらやりやすいようにアレンジするのを手伝ってほしい。

 

 

                   

コーチとしてどうありたいか

                   

上記の4点はもちろんですが、私がコーチングする対象が中学生であるということで他に加わる点があります。

 

1. 選手が困っていることに気が付きたい

卓球をやってきたからこそ分かる細かい悩みに、こちらから気付くようにする。

こういう対処法・解決策があるよ、と提案できるようにありたい。

 

2. 選手自身では気付かないことに気が付きたい

卓球を繊細なスポーツで、気を遣うべきところは数えきれない。

中学生だとラケットに意識は行っても、シューズ・床・台・ネットなどの状態は認識の外。

そういうところに先んじて気付き、認識の内に入れる。

 

3. 知らない卓球の世界を見せたい

  • こういう(速さや回転や軌道の)ボールがある
  • こういう風に考えると身体が自然とこう動く
  • 練習・試合ではこういうことに気を付けるとこんな風にうまくいく
  • トップ選手はこのくらいすごい

など。

知らなければ考えられず、考えられなければ理解はできず、理解できなければ実行できない。

 

4. 説明を的確に、簡潔に

私の悪い癖で、説明が長くなりがち。

要点を、簡単なものなら4つまで、複雑なものなら2つまでに絞って伝えたい。

各選手により適したものを選んで伝えるのも忘れてはいけない。