卓球と初心者指導(仮)

中学校の卓球部における指導について、主に考えていきます。

4/9のmy練習

一週間が経ってしまいましたが記録しておきます。

 

丸型フォア裏ペンのAさん

4度目の手合わせでした。相変わらず緩い繋ぎをバックに集められてからの展開でポコポコミスをします。繋ぎと言ってもドライブではなくツッツキに対して乗せたようなボールです。

この日はなんだか精神的に余裕がなく、そういうボールが来ると準備もできずただただミスをしての失点が多く見られました。Aさんが驚くような良いプレーもあったのですが、一発芸的になってしまいます。

 

[アドバイス]

チャンスボールを作るところまではできているけれど、そこまでで組み立てが終わってしまっているのでチャンスボールを決めきれていない。最後まで流れを想定しておけると良い。

 

 

角型反転式裏裏ペンのBさん

三度目。Aさんと同様バックへ緩いボールを集めてから強打のパターンが多いです。Aさんよりいやらしさはない代わりに強打の威力があり、少し甘いボールが行くと一発で打ちぬかれます。

また、フォアミドルへロングサーブを集められ、これにもほとんど対応できずポッコポコに;;

 

[アドバイス]

浮いたボールに対して思い切り行き過ぎている。チャンスボールは作れているのだから、もう少し軽く触って押し込むようにするだけでも得点出来るはず。

 

 

シェイク裏裏のCさん

始めてのお手合わせでした。他の方は「お、カットマンかぁ、やろうぜ!」といった感じで声をかけてくれましたが、このCさんはそういうことがありませんでしたので楽しみにしていました。蓋を開けてみるとカット打ちの感覚に自信があるタイプでした。

特にバックサイドから打たせるといくら切っても平気な顔で対応してきます。力も入っていないのに深く速いドライブを連打してきます。これに対応できず2セットを先取されましたが、3セット目以降はバッククロスへのドライブをフォアに深く返球でき得点することができました。早めにフォアに回すようにし、それをクロスに打ってきたのに対してのフォアカットでも得点出来ました。2-2とし、最終セット序盤では4点ほどリードしましたがそこからポポンと連取され9-11で敗北…

終わった直後、「チャンスはあったよ」と言っていただいたのはありがたいことでした。

 

Cさんの場合、とにかくバックで一本打たせたらフォアに回すべきですね。

「フォアよりバックの方が苦手?」と聞かれてしまいました。私は今までフォアの方が苦手と思っていたのですが、確かに映像を観返すとバックカットでポンポンミスしているのに対しフォアカットのミス率は1~2割でした。しかも入ったフォアカットは高く深く入っていてさらに思ったより切れていたらしく、ほぼ得点出来ています。

観返さないと気付けない辺り、余裕のなさを感じます。うーむ…

 

 

カット型のDさん

始めてお会いした方で、打っていない場面を見計らってカットを打たせてほしいとお願いをしました。するとまぁカットの低いこと低いこと。そしてブチ切れています。持ち上げ方が分からない;;

その後「俺にもカット打たせてよ」とDさんがおっしゃったので私がカットをし、ツッツキの練習もしたいとのことでフォアクロスとバッククロスでツッツキ。カット型とでないとこういう練習は出来ないからねと笑っていました。粒高同士でのツッツキ合いも滅多にできないとのことでした。

こういうお話を聞くと、中学生のカット型の練習相手をする時間をもっと有効に活用できるなぁと思います。(価値を認識して練習相手をするということ。)

 

その後ペン表のEさんが打ち手として参加し、我々二人でカットダブルスをすることに。なかなか表のスマッシュを返球できない私に「タイミングは合ってるよ」と言ってくださいました。

 

Eさんが疲れたとのことで、Dさんと私でゲーム練習をすることになりました。

(これを撮影しなかったのは本当に失敗です。)

1セットずつ交互に取り、2-3で敗北。得点源はDさんのドライブに対しての反撃とサーブ、カット。どうやって2セット取ったのかあまり覚えていません。うーん…こういうところがやはりポンコツ…;;

やりながら思ったのは、攻撃型に効くパターンが効かないということです。一番顕著だったのはナックルカットがバレるということ。「ここでナックルカットを送れば浮いてくるだろう、前に出るぞ」と思っていると、ナックルがバレていて低く返されたり、ナックルカットに対して分かっている打ち方で攻撃をされたり。この点は試合後のDさんとのやり取りでも出てきました。

他に「おっ」と思ったのは、Dさんの巻き込みに見えるロングサーブが内側に曲がらずまっすぐ進んでいるということ。これは錯覚により、バウンド後に伸びるように見えます。こういうサーブは身近に使用者がいたので、あぁああいうやつだなとトリックに気付くことができ、2セット目以降で対応できたと思います。

 

[アドバイス]

  • やっていることは全体的に間違ってない。フォア前に上とか横、バックにロングのサーブを多用したのが対カットにおいては正解。君も嫌でしょ?僕も嫌だった。フォア前なんて我々強くいけないからね。
  • バックへのループに対して前に出てカウンターというのも良かった。あれは想定していないから効く。フォアへのループに対してもカーブロングで対応したのは良い。あれはああでしか返せない。
  • 気付いたと思うけど、普段攻撃型には効いてるパターンが効かなかったはず。それは互いにそうで、僕もそう感じながらやってた。特にナックルカットは分かっちゃうから、前に出られるはずが出られないってことがあったと思う。
  • 全体的にすごく良かった。最終的な得点数の差は、攻撃力の差だと思う。カット型同士の勝敗って、大体攻撃力の差で決まってるよね。

 

 攻撃力の差に関しては私が意識的に考えたことのないポイントで、なるほど確かにそうだなぁと思いました。

Dさんは30代半ばで、8年のブランクを経て最近卓球界に復帰されたそうです。戻ってきたらグルーはなくなりボールも変わって、ナンダコレ状態だそうで…。カールP1使用者で、プラボールになってから粒が倒れなくなったという私の悩みにも共感してくださいました。

「卓球は続けたもん勝ちだよ」と、試合後のお喋りの中で大切なアドバイスをいただきました。私はまだまだポンコツですけれど、ブランクを生まないように細々と着実に続けていきたいと思います。

また練習場にいらっしゃるとのことで、次にお手合わせする時には絶対に撮影しようと思います。前にもこういう反省をしたのに…

 

いずれにしても、再び”カット型の先輩”を獲得できたことはありがたいことです。たくさんお喋りしてくれる方なので、今後もいろいろと聞いてみたいと思います。

 

(おわり)