卓球と初心者指導(仮)

中学校の卓球部における指導について、主に考えていきます。

大会前日

大会前日にやるべき練習とは何でしょうか。

 

私は、前日だからと言って普段と違った意識や内容で練習する必要はないと考えています。前日になって慌てて練習するくらいなら、もっと前の時期からそういう意識でやっておけば良いのです。

 

大会の前日、私と練習していたAさんから上回転に対するドライブをしたいとの申し出がありました。普段は私をカット型として使うメニューを選択するAさんでしたので、対上ドライブに不安があるのだろうと推察しました。大会前日ですし、何より優先すべきはAさんの不安な気持ちを払拭することと考え、私のバックブロック対彼女のオールを行っておりました。するとAさんは先生から呼び出しを食らい、「カット打ちさせたくて当てているんだから、そんなことをやるんじゃない」とのお叱りを受けてしまいました。

先生の気持ちも分からないでもありません。団体戦でカット型に当たる可能性があり、そこは勝ってほしいところだからです。でも、当たらないかもしれない。それに、Aさんの対上ドライブに関する不安が残ったまま大会を迎えることになります。カット型との対戦を想定してカット打ちの感覚を復習しておくことも大切ですが、前日に最優先でやっておくべきなのは自分の気持ちを整理すること、自分が納得して翌日を迎えるための準備だと思います。気持ちを整理して自信をもって大会に臨むことができれば、カット型と当たることになってもきっと、堂々と打って行けます。

 

(少し話がそれますが、大会前日に限らず私をカット型として使う必要は必ずしもありません。ワンコースでブロックさせるも良し、ツッツキを私に持ち上げさせてカウンターの練習をするもよし、と考えています。対カットの練習も必要ですが大会で当たる確率が最も高いのはドライブ型ですから、上回転に対して打つ練習を含め対ドライブ主戦型用の練習比率が多くなって然るべきです。

 

「生徒が、今、何を思っているか。」このことを置き去りにして一方的に指示をおしつけると、信頼関係は修復できないほどに破壊されてしまいます。最近では私の愚痴がそこここに漏れ出ておりますが、もはや生徒と顧問の先生の間に信頼関係はありません。先生の思考が変わらない限り、修復の可能性もないです。もはや私の役割の中心は、生徒たちの心がおかしくならないようカバーすることになっております。あーあ。

 

 

(おわり)