【名品】馬琳ハードカーボン

コーチがレッスンしている中学スタートの2年生に使わせているのを見て、私もメルカリで新中古品を買ってみました。

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コーチ曰く、「かなり弾むのにくっつく。ちゃんと入るし威力が出る。」とのこと。

 

なるほど私もライガン厚を両面に貼って使ってみて驚きました。弾むけど、弾きすぎない。といったところでしょうか。ヤサカのラケットの中でもかなり弾む部類なんですが、こんなにくっついてくれるとは驚きました。


今まで私はオールラウンドエボリューション信者でしたが、今後は私のもとで練習してくれる子たちにはこれを勧めていこうと思います。

ただしカーボンが入ることによってボールは”揃ってしまう”傾向が強まるので、さらにその先に行くと打法やラバーで変化を出せるようにしていく必要が出てくるでしょう。

でもまぁ、中学スタートであればちゃんと入って威力が出れば満点ですから。

 

 

先日、2年生のバック表の選手に試用してもらいました。彼女はもともと、オールラウンドエボリューションにライガン、ブースターSAを貼っていました。

オルエボでは振っているのにラケットがしなりすぎてボールが落ちてしまうことがありましたが、HCは上板が硬くカーボンがエンジンのような働きをするので振り切ってしまえば何でも入る、という印象です。下回転も簡単に上がり、上回転への強打もオルエボより安定しています。

振り切れば入るという安心感からスイングがより速くなり、落ちないので上から振っていけるようにもなったためと考えられます。フォアの感じが私から見てもだいぶ良く、本人も「フォアは振り切った分ちゃんと飛んでいきます!」と目を輝かせていました。うーん、これはいいぞぉ!

バックについては私が打ってみた感想としてはちょっと物足りないかな…といったところでしたが、そこはラバーを調整することができますし、何といってもフォアがあれだけ良くなるなら使わせない手はないですね。

ということで現在、私のHCを彼女に貸しているところです。もう少し味見をしてもらった上で気に入ったなら、購入するかどうかをおうちの人と検討、ということになります。

 

今のところ、ドライブをかけると感じが良いことは確かめました。裏裏がベストとは思いますが、回転をかけるタイプのバック表にも良いでしょう。バック粒OXは、後日試してみようと思います。

 

 

(おわり)