揺らぎ 迷い 沈みゆく
目指した理想はどこにある
何が正しかったのか どこを間違えたのか
信じた正義はどこにある
「諸行無常」
この世のすべては、その姿も本質も変化していく。
一瞬たりともその存在は、同一性を保持し得ない。
疲れちまったぜ、パトラッシュ!
いろいろとゴタゴタがあり、疲れてしまいました。この辺りで一旦、幕を引いた方がよろしいのかもしれませんね。
もう、男の子一人を残して子供たちを教えるのも終わりかな…なんて考えております。
空いた時間を使って、近隣のスクールやクラブできちんと卓球を習うつもりです。
せっかく今の仕事が平日休みなので、それを活かして個人レッスン等受けてみたいなと。初めての体験なので、ワクワクが3、不安が7といったところでしょうか。
私はやはりこう、最初に扉を叩くときというのは緊張してしまいます。
評判のよろしくないクラブ(ただ、そこで育ったカット型はめちゃくちゃキレイなんだよなぁ…;;)もありますが、実際にお会いして習ってみないと分からないですものね。誤解を受けているだけ…なのかもしれません。
私もきっと、誤解をされているのだろうと思います。
どう思われているかな、かつて私を信頼してくれた?人たちからはどう見えているかな…と思いを巡らせる瞬間がないわけではありません。
なんだか少し、melancholyです。でも、いくら弁明したところで本当のところは伝わらない。言葉にするほど嘘っぽく、言い訳らしくなる。
分かりあうことなんて、できない。だって人の頭の中を確かめることはできないから。
分かりあえたという感覚は、所詮価値観の近い者同士での錯覚に過ぎない。
なんだかひどく、荒んでいますね。大丈夫か、おいおい。
踏み出す一歩目は 小さくていい
大きな勇気がいるから
空の欠片 / 池田綾子
電脳コイル、また観たくなってきちゃったなぁ…
小学生の時分を追体験できるような作品で、オススメです。
NHKがオリジナル脚本で制作しただけあって、圧倒的名作。
この先の進退をどうするか
今の仕事を続けていくかどうかについても、ここ最近考えるようになりました。
確かに卓球に関してとても自由にさせてもらえるけれど、この職場でこの先どれくらいのスキルが身に付くのだろうかと。この業界でやっていけるだけのものが身に付くことはないのではないかと。
今は独り身ですし物欲がそれほどあるわけでもないので、現時点でのお給料についてはそれほど文句はございません。そうは言っても私も人並みに家庭を持ちたいと思っていますので、それを考えるとこの先どうかしら…?と。
大学進学に際して地元を離れ、そろそろ丸9年が経とうとしています。当時は大学を出たら地元に戻って教員になるつもりでしたが、気付いたら目指すものはなくなり、この土地で卓球をしながら生きていければいいかなと考えるようになっておりました。それを繋ぎとめたのはやはり、卓球によりできた人間関係ですね。
数年前、私の地元近隣に新しい卓球場ができました。市外ではありますが実家から車で10分ほど、コーチの選手としての実績も高いです。設立した時分には母から、そこで卓球はできるし、こちらで働くのはどうかという話をされました。
父はお前の好きにしなさいというスタンスですが、母としては孫と一緒に住みたいという思いがあるようでした。
当時は、いやいやこちらで卓球の人間関係ができたからそれを手放してまで地元には戻りませんよと、そういう考えしかなかったので丁寧に突っぱねたわけですが…
年齢ももはや”アラサー”となり、家庭を持つことを望むなら実家に戻った方がいろいろと都合が良いなと考えるようになりました。
これは私が実家を出て、人様のお宅へ家庭教師として伺うようになって気付いたことですが、父が建てたあの家は、なにぶん大きい。私はあの家で育ったから普通と思っているけれど、多くの人がちょっと笑うくらいの大きさでしょう。客観的に見て私では、この先どうあがいてもあの家は建たない。それを将来的にいただけて、なおかつ現在生じている家賃も0になると考えれば、億近くの金額が浮くことになります。
それに完全分離型の2世帯住宅で、将来的に家庭菜園を潰して卓球場を建てても良いとも言われています。安定的な仕事さえ確保できるなら、もはや戻らない理由が…
数年前はこんなこと考えもしなかったのですが、私も社会人となり、卓球を教える時間との向き合い方も変わって。考え方が変わってきたのでしょうか。
実家から通える場所で卓球の上達が見込めるなら、この土地でできた人間関係を失うのは悲しいけれど、地元に戻るのもありかなと。
まぁ、今私が弱っているからそういう考えになるのかもしれません。分かりませんね…
両親にはまだ何も話していませんが、職場の先輩には相談してみました。
その中で、「そういう、スポーツでできた人間関係は、完全に0になるわけじゃないよ」という話にはなるほどと思いました。
いざとなれば遠征して来られない距離ではないし、数年経っても会えば同じように卓球ができるはずだと。確かに、そんな気がします。地元に戻ってもまた卓球を通じてよき人間関係を築き、そこで生きていけばいい。
結局は、この土地での人間関係と、実家に戻って得る金銭的・精神的余裕を天秤にかけてどう判断するか、そして地元で仕事が見つけられるかということになります。
個人的には、地元近隣の市役所に勤められればなとうっすら考えております。お勉強は得意だから筆記試験は恐らくパスできるし、英検準一級を取るほどの()英語力を外国籍の方への対応で活かすことができるかもしれません。
地域に根付くスポーツクラブやチームを整備して、地元を活性化・再生したいという思いもあります。
年末に帰省した際に、まずは父と話してみようと思います。母はすぐその気になって先走る、私と似た欠点をお持ちですので^^;
一体この先、どうなるのかな。いや、何を優先してどうしたいのか、ですね。
さよならを言う練習を、しないといけないかもしれませんね。
変わらないもの 変わっていくもの
変えるべきもの 変えてはいけないもの
(おわり)