大学時代の先輩である、鹿南∞の神山さんのレッスンを受けてきました。
60分と90分との選択でしたが、迷わず90分を選びました。
観察力とアドバイス
大学時代から、観察力に長けた選手であることは私でも分かりましたが、今回レッスンを受けてみてその観察力に驚きました。
気になっている技術について伝え、数球やってみてアドバイスしてもらう形でレッスンは進行しました。
時に球出ししてすぐに台の下にしゃがみ足の動きをみるなど、必要なポイントを数級で観察し的確なポイントをアドバイスする判断力、またそのスピード感、さすがでした。
私の技術的な悩みに対し逡巡する時間はほとんどなく、「じゃあこれやってみて」と感覚をイメージしやすい練習から即座に始められるのは、これが本物かぁといったところです。
また、アドバイス内容を意識して打球するとすぐに効果が目に見えて現れたことにも感動しました。こういう環境で小学校からやってたら人生違ったんでしょうね(そらそう)
持ち帰り知識一覧
いただいたアドバイスについて書くことは避けますが、今回のレッスンでアドバイスをいただいた技術は以下の通りです。☆マークは、神山さんの方からこの技術を使った方がいい、といった提案を含めて教えていただいたものです。
技術単体ではなく、戦術や私の練習量まで込みで代替案を提示できるのもさすがでございました。
- フォアカット
- バックサイドからの、下回転に対するドライブ
- カットからのドライブ
- スマッシュ☆
- カーブロング☆
- 順横系のロングサービス☆
- YGサービス(横)☆
- バック前への順横系サービスに対する粒高のレシーブ
- フォア前へのアップ系・巻き込み横に対するフォアフリック☆
・スマッシュ
→カットからの攻撃で、ドライブも良いがスマッシュも良い。特に社会人になり体を鍛える時間の確保が難しい場合、スマッシュで攻めていく方が効率よく現実的。
・カーブロング
→私のフォアカットが平屋さん系統の、少しシュートするタイプのカットのため、フォアの遠いところに来たボールや高いドライブ、差し込まれたドライブを不得手としている。学生で時間があるならそういうボールに対してフォアカットで対応する練習するのもありだが、カーブロングを上手く利用してカバーするのが有効。
・順横系のロングサービス
→私は順横系のサービスを出すのが苦手のため、最初は順横系のサービスを見てもらいました。その際に、カットマンならロングサービスが必要とのことで、ロングサービスの練習をしました。
・YG(横)
→順横系よりYGのほうが切るのが得意と伝えたところ、出してみることに。確かに、明らかに感覚が良いことが伝わりまして。
横下のロングは上手く出せるので、横のロングが出せると良いということになりました。アドバイスをいただき頭では理解して練習しましたが、これは相当の練習量が必要な予感。頭と体のずれを無くしていくための練習量ですね。
褒められた点
私あまり卓球で褒められることってないので、大変うれしかったということでメモしておきます。
- フォア打ちが上手くなった。(神山さんの記憶では、)もっとタイミングがバラバラだった。
- バックカットが上手くなった。これなら推薦の選手の相手もできる
- 理解力が高いから効果がすぐ現れる
フォア打ちはいまだによく分かっていないんですが、バックカットは確かに自信あります。粒高が優秀なだけ説ありますけれどもね^^;
理解力は、やはり筑波大のあの環境でプレーしたからこそと思います。そこそこ卓球のことが分かって来たから、アドバイスもすぐに理解出来たということですね。
こうした個人レッスンではもちろんその場で効果が出ることもありますが、基本的には知識や考え方を持ち帰り、それを意識して練習を重ねることが重要と思います。
頂いたアドバイスをもとに十分練習をして、また個人レッスンをお願いしたいなと思います。
(おわり)