このブログを始めたきっかけなど。
続きを読む【第0回】卓球未経験での部活動指導に際して ~目次~
昨年度より、とある公立中学校の卓球部へアドバイザーとして参加するようになりました。顧問の先生は卓球未経験ですが卓球に対して非常に前向きです。ご自身でも生徒さんたちと一緒に練習されて、卓球の面白さや難しさを体感されています。
今回関わる部活だけでなく、卓球未経験ながら卓球部の指導をすることになった先生方や、周りに経験者がいない中学スタートの選手にとって有益となるような情報をまとめていきます。
このページには、各記事の一覧を並べています。リンクも設定し、その記事内の小見出しも記載しています。興味を引かれる場所から読んでいただくのが良いかと思います。
以前に書いた記事の中に同様のテーマも多くあります。以前の記事を改稿するだけでなく、チームとして成長できるような組織づくりという視点を加えることを目指します。
【第7-2回】初級者の練習内容に関する留意点
前回に引き続き、練習の大枠について考えていきます。
前回に比べると、具体的で詳細な部分になるかと思います。
- サービス練習を念入りに
- 必要な基礎練習(≒ウォーミングアップ=共通のメニュー)
- ストレートに慣れよう
- フォアからかバックからか
- 不要な技術とは
【第7-1回】初級者の練習形式や順序について
今回から数回に分けて、卓球を始めた中学生がどのような段階を経て練習していくのが良いか、学年差により技術レベルが異なる集団での練習をどうマネジメントしていくか、の2点について考えます。つまり、個々の練習メニューではなく、どのような形式や順序で練習するのが良いのかを中心に考えます。
個別の具体的な練習メニューについては、様々な情報をインターネット上で得ることができます。しかしながら、どの順番で練習をしていくのが良いのか、あるいは練習の形式や段階について言及されていることは少ないように思います。
学校の授業においては「めあて」から逆算して授業内容や活動の順番・構成を考えるように、部活動においても到達したい地点から逆算して練習の順番・構成を考えることで、より効率的に上達することができるはずです。
今回は、具体よりも抽象、大枠を考えます。
- まずはマシン練習 or 多球練習から
- 半多球練習のご提案 ~1球練習への橋渡し~
- 1回の練習の流れ ~どの順序で何を?~
- 全体で共通のメニューは必要か
【第6-2回】カット型の試合展開・戦術を考える
今回は、カット型の選手について考えます。ただし、指導者無しでカット型を目指すことはかなり困難なので、選手本人がどうしてもカット型になりたい場合に限ります。
私がみている選手向けに考えたものをまとめる形になります。
- 試合での戦術(とそこからの展開)
- 練習すべきサービス
- ラリーでの展開・考え方
- 必要な技術練習
- 今回のポイント
【第6-1回】攻撃型の試合展開・戦術を考える
今回から数回に分けて、中学スタートの各戦型の選手が、試合で主にどのような展開・戦術を通して得点するかをまとめていきます。試合で実現したい内容から逆算することで、どんなサービスを覚える必要があるか、どのような技術練習を行う必要があるかが明確になります。
戦型の分類の仕方はいろいろありますが、ここでは試合展開や戦術の内容が似ている戦型を一まとめにしています。
今回は、シェークの裏裏・バック表・フォア表、ペンの裏裏・フォア表を攻撃型として一括りにし考えます。
- 試合での戦術(とそこからの展開)
- 練習すべきサービス
- 必要な技術練習
- 今回のポイント
【第5回】試合内容の振り返りについて
学校によっては三年生最後の大会が終わり、1,2年生が中心となった新しいチームとして始動する時期になりました。
直近の大会での試合内容を見て、指導に携わる方はいろいろ思うところがあるかもしれません。そこで今回は、指導者として試合内容や結果をどのように捉え、その先にどう活かしていくかというテーマで考察していきます。
- 現実が選手の実力であることを受け入れる ~もっとできた、は幻~
- 選手のミスは指導者の責任 ~指導者の基本的な姿勢~
- 選手は安心して試合に臨めたか ~安心と挑戦の循環~
- 試合で起こるミスをどう減らすか ~練習の段階で未来を想定する~
- 事前に必要な仕込みは何か ~技術練習以外の準備~