カット型へ移行する一年生のために

小学校5,6年の頃に卓球スクールに通い、オールラウンドエボリューションに裏裏でやってきた選手です。ラケットの頭文字を取ってAさんとしておきます。彼女は先生の意向を発端に、カット型へと移行することになりそうです。私が何度か本人とやり取りをして、カットにチャレンジしてみるという意志を確認しました。今回はAさんのための準備として、変更先の用具や戦型の変更に当たって気を付けるべきことに関してまとめます。

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全日本カデット予選

8月下旬に二日間に渡り行われました。一日目はダブルスと一年生のシングルス、二日目は二年生のシングルス。よって二年生は二日とも参加し、一年生は一日目のみの参加でした。この二日間で記憶に残ったことを記録します。

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精神的に辛い練習は必要か

スポーツには大きく分けて二種類の「辛い練習」―肉体的に辛い練習と精神的に辛い練習―が存在すると考えています。今回はこれらの必要性や、そういった練習が行われる(あるいは強制される)背景などについて、私の考えをまとめます。

ただし、中学入学時点で一通りの打法を安定して使える経験者と、中学始めの生徒の比率が1:2以上であるような中学校の部活動に限定して考えます。(私が関わっている学校で、1:2強程度です。)

最初に申し上げますが、上記の条件下では基本的に精神的に辛い練習は不要、県大会上位を目指すのであればプレースタイルによっては肉体的に辛い練習が必要になる、と言うのが私の考えです。

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子供の国の王様にならないためのチェックリスト

中学生数十人と教員一人が閉鎖された空間を共有し、中学生に対して”権力者”である教員の一部は、気付かないうちにどんどんと勘違いを重ねていく…。怒鳴り、平気で人の心を痛めつけるような発言をし、生徒を子ども扱いし、低く見て、管理しようとする。そんな彼らの子供たちに対する振る舞いはまるで子供の国の王様で、”大人の国の大人”がそれを見たらきっと眉をひそめるはず。

そんな子供の国の王様にならないよう、自身の言動や思考を確認するチェックリスト。

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