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卓球と初心者指導(仮)

中学校の卓球部における指導について、主に考えていきます。

普段言えなかった本音

先日の大会で、選手の皆さんにお話ししたことを書き留めておこうと思います。

 

 

                  

本音

                  

実は先日の大会、他の要件で顧問の先生が不在でした。

いつもの練習でお話ししていることも本当に思っていることですが、普段の練習では言えない本音を言うのならここだと思っていました。

 

記事にも何度か書いているように、顧問の先生に対して私の中で少なからず疑問があります。それを選手たちに言って良いのか迷いましたが、私は教員と言う同列の立場ではないのでよろしかろうと判断しました。

また、子供たちが大人である先生に気を遣って批判を避けるというのは間違っているとも思うのです。

お話ししたのは次のような内容でした。

 

普段の部活動を見ていて、変だなぁと思うところはたくさんあります。

例えば試合で負けて叱るとか、戦型を相談なしに押し付けることだとか。

そういう話を卓球歴8~10数年の友人や後輩5,6名に聞かせると、「それはおかしいね」と言われます。

皆さんが感じている違和感は、卓球をやってる人の多くが同じように感じるもので、「正しい」というと語弊がありますが、自然なものだと思います。

 

もちろん、先生が正しいことを言っていることもあります。傍で聞いていて、「そうだなぁ」と思う部分もたくさんあります。

けれど、信頼関係が無ければ素直に聞けないと思います。「だっていつもあんな滅茶苦茶なこと言ってるじゃん…」と思ってしまうのも仕方がないことです。

こうなってしまうのは先生の責任で、これもおかしな話ではあるけれど、先生の言ってることで一理あるなと思ったらそこは受け止める努力をしてほしいです。正しい部分を見つける努力をしてほしいです。

 

戦型については、シェイク裏裏がいろいろな点で最も優れていると思っています。後にどんな戦型になるにしろ、最初は裏裏でやるべきと考えています。

私はカット型が好きでやっているけれど、それでもしんどいものです。

二年生は今から戦型を替えるのは時間的に難しいけれど、一年生でもし裏裏を羨ましいと思う人がいるなら、替えるのは今のうちです。まだ十分間に合います。その辺りについても、少し考えてみてほしいです。

先生は皆さんがどう思うかというのを、あまり尋ねてくれないと思います。でも大事なのは、皆さんがどういう風に思うかだと思っています。

 

今日は先生がいない中、集中してやれていたと思います。もしかしたら、いつもより結束が強かったかもしれませんね。

こういう先生がいないところでの集中力とか結束が、皆さんの本当の力なのだと思います。誰かに言われたからではなくて、自然と集中したり応援したり褒めたり励ましたりできる。こういう時に、皆さんの力が伸びていくのだと思っています。

 

部活の話はここまでで、最後に用具をインターネットで買う選択肢を示しました。

VEGA EU二枚なら接着剤と送料込みでも1500円くらい安くなるし、カットの二人の用具も同じくらい安くなるということを伝え、ただし時間はかかるので試合前はお店、普段はネットというのもアリだよと説明しました。

ラバーを自分で貼ったことがあるか聞いてみると、2,3人手が挙がりました。貼ったことがある子がいるならラバー貼りへの不安は解消できそうですね。

 

                  

話しながら様子を見て

                  

普段の話に比べ、伝えようとして練り上げたことと言うより普段から思っていることだったので、私自身リラックスして話せたと感じます。

ですから普段より選手の皆さんの表情を観察しながら話せました。

信頼関係云々と、その違和感は他の人でも云々の辺りでは頷いている子が見られ、やっぱりそうだよねと思いました。

 

とはいえ皆さん「ちゃんとしている」ので、私が話している時には全体としてあまりリアクションがありません。私としては、「ふんふん」とか「ふーん」という感想が漏れたり、納得するところでは頷いたりしてもらえるとやりやすいのですが…。

そういうのを良しとされない指導をされてきているでしょうから仕方ないのですがね。

人前で話す経験が多い方ならお分かりかも知れませんが、聴く側が「お行儀よく」していると、本当に伝わっているのか、共感を得られているのか判断できず不安になります。

私の話が長いのもあり、徐々に疲れて反応が落ちたのかなとも思いますが、若干の不安を抱えつつその日は解散となりました。

 

ところが昨日の練習でBさんのお母さんが言うには、みんなうんうんと聞いていたそうなのです。

お母さんに「(ある種の)感動」を伝えられるくらいには、理解されたというか伝わったようで一安心です。「みんな」という表現から察するに、帰りのバスで私の話について感想戦が行われたかもしれません。

「私はこう思っているよ」というスタンスで話したので共感が得られるかどうかは問題ではなかったのですが、やはり私が変だなぁと思う部分は選手たちもおかしいと感じている部分と重なるのだと思います。

 

先生を悪者にしようなどとは考えていませんが、やはり生徒ー先生間の信頼関係はもう修復不能なところまでいってしまっているようです。

 

副顧問の先生は子供たちにとって比較的話しやすい人かなと思っていましたが、どうやらそうでもないようで…。

私が「逃げ場」になれるならそうありたいですね。

 

(おわり)