ダブルスにおける主導権

ダブルスを上手く機能させるための秘訣を一つ、教わってきました。

 

Aさん:

ダブルスでは、どちらかの選手が主導権を握った方がいい。それは実力がある方だとか、ゲームメイクが巧い方になる。

ダブルスの2人に実力差が合っても、上手に主導権を握れば5分5分の2人が組んだダブルスより機能することが多い。5分5分だとお互いに変な遠慮が生まれて、言いたいことを言えないことがあるからだ。

 

それを受けて、Bさん:

「変に打たなくていいんだよなぁ」と思っても、「うーん、まぁ…ドンマイ…」みたいになぁなぁになることがあった。

 

言われてみれば確かにそうなのですけれど、なるほどなぁと。年上で格上の人と組んだ時のやりやすさといったらないですものね。

この考え方は中学生たちの試合でもきっと活かせると思います。ただし公立中では年下の選手の方が技術的に上であることも珍しくありません。こういう場合にはどうすべきか聞くのを忘れてしまいました…。

 

私は、技術的に劣っていたとしても頭の回転が良い方に主導権を握らせるべきと考えます。技術があっても人に教えてもらったから出来ているだけで、頭がまだ目覚めていない中学生は多いからです。よほど上級生の人間が出来ていて、かつ下級生の思考力・技術力が圧倒的に高い場合のみ下級生に主導権を握らせるのが適当かなと考えています。

そういう部分も大人が間に入って、3人で相談しておくとスムーズでしょうね。「(1年生に向けて)君はとっても上手だけれど、(2年生)に戦略を考える部分を任せてもいいかい? (2年生に向けて)君は丁寧にプレーしつつ、試合の方針だとか心理的な浮き沈みのコントロールに気を配ってほしい。そういうところは君に任せるよ。」なんて。

両者の自尊心を傷つけないよう巧く伝えなければなりません。気を遣い過ぎでしょうか。彼らを一人の人間として対等に見れば、このくらいの気遣いは自然の範囲内と思うのですけれど、どうなんでしょう。

 

 

以下、個人的なアドバイス

 

Aさん:

(私)はダブルスを組めるようなカット型が周りにいないだろう。お前は攻撃型と組めばいいよ。それで、カットに徹すればいい。色気を出して攻撃をしようとするとダブルスが崩れてしまう。ドライブとカットが交互に来るだけで(前後の立ち位置を変えないといけないから)相手は嫌なんだよ。

 

私の現在の技術レベルと、勝てるかどうかの同格を想定してのアドバイスと思います。

φ(..)メモメモ

 

 

(おわり)