カールP1Rとの別れか

ここ6,7年の間はずっと、カールP1R特薄を使ってきました。

数か月前にフォア面をキョウヒョウNEO3に替えて以降は厚さを薄に上げたものの、P1とお別れすることなくやってきました。

しかしながら現在、別の粒高を探し始めています。

 

プラスチックボールと粒高

セルロイドだった頃は、強打に対して厚く当てるだけで粒がごっそり倒れ、圧倒的な回転量のカットが繰り出されていました。また、粒が倒れることによる”クッション性”によって、一瞬間があってからカットが飛んでいく感覚がありました。

ところがプラスチックボールでは、粒が倒れる感覚が極めて小さくなってしまいました。実際に粒が倒れていないのか、ボールの変形が小さくなったことをそのように感じているだけなのかは分かりませんが、いずれにしても回転量は減りカットの飛び出しが早くなりました。

 

回転量が減ることはボールの特性上仕方ないことと考えています。裏ソフトでも同様の現象は起きているため、回転量を増やすために替えようとは思いません。

問題なのは、飛び出しが早いこと。

ただでさえフォアが硬くなっているのに、この飛び出しではコントロールが効かない場面が多くなってしまいます。

 

 

代替品はどれだ

スポンジ厚は薄で、別のものを試すことにしました。

「プラでは少しスポンジを厚くした方がいい」というカット型の意見をところどころで見聞きしますし、私の場合フォアを粘着にしたことでスポンジ厚が0.5mmではツッツキが困難になるからです。

 

カールP1に近い感覚で、もう少し粒が倒れて欲しい。

ということで、以下の粒高を注文しました。

 

ジャイロ(Darker)、オクトパス(JOOLA)、フェイントロングⅡ(Butterfly)、ファントム0011∞(Yasaka)

 

これらはカールP1同様に、

  • ルール内で最長最細
  • 粒形状 円柱+根元台形
  • 粒表面に布目アリ
  • 非テンション

という性質を備えています。

 

 

数値として見える際はスポンジ硬度になるわけですが、

カールP1のスポンジ硬度は日本基準で55±3。

オクトパスは日本製で50°なので、恐らくP1より少し柔らかいはず。

ジャイロは日本製ですが硬度不明。硬めの粒ではあるが倒しやすいという噂。

ファントムは日本製、40~45°で期待大でしたが極薄しかラインナップがないという、なんとも悲しい…

 

ロングⅢやカールP4も粒形状は同じはずですが、ラバー硬度が20°前後のためか低弾性すぎて厳しいかなと敬遠。フォアの弾みも大きく落ちてしまうので、まずは近いところから行ってみようということで。

 

 

 

ジャイロあたりがピッタリはまるといいんですけれども。

カットの小塩さんなんてフォアVS401にP1極薄みたいですけど、粒倒せるのかなぁ…

ラケットが松下浩二で上板リンバ?だから行けてるのかな…

 

身近に相談できるカット型がいたら…と願う今日この頃でございます。

 

 

(おわり)