練習をして良かった

先日、泣き言のようなお話を致しました。

練習が、つらい - 技術のソノサキ

 

昨日の夕方に中高生の練習相手としてゲーム練習を行い、その中で練習の成果を確かに感じることができました。

やって良かった、やっぱり間違ってなかった。そういう思いが致しております。

 

 

粒高のツッツキに苦しんだ

最近の練習で一番苦しかったのは、粒高バックツッツキのモデルチェンジに取り組んだことです。

高1でカット型に転向して粒高を貼って以来、粒高でのツッツキが不安定なままここまで来てしまいました。高校ではやり方を教わる機会もなく、大学では機会はあったものの私自身がツッツキの重要性に気付けるレベルではなく…。

周りのレベルが高すぎて練習相手にならないので、私のバックカット対相手のオールばっかりやっていました^^;

ツッツキについては高校以来、「粒難しいし、反転して裏で切っちゃえばいいや」くらいでやってきました。そうは言っても試合ですべて反転するわけにはいきませんので、やはり練習ゲームでも粒高でのツッツキには気を遣っていることを感じるようになりました。

 

そこで、自ら多球練習をコーチにお願いしてやり始めた次第です。

まずは長い下回転、短い下回転、出るか出ないかの下回転の3種類をそれぞれ別に送球してもらい、それに対するツッツキから始めました。

最初はまぁ~できないこと。飛んだり落ちたりで、ペン表のコーチが私のラケットでやると巧くできちゃうんですね。打球音も「粒高ならこういう音するよね」っていう音が毎回出ちゃったりして。私ではその打球音を再現できないわけです。音が違うということは当たり方が違う、そりゃ球質や安定性に差が出てきますわね。

この時点でもうだいぶ悲しいわけです。

 

そこからお手本を真似してやってみるんですが、全然できるようにならず正解も見えてこない。嫌になっちゃいますよねぇ。

でもやらないとできるようにはならないことは分かっているし、粒高のツッツキが安定してできれば役に立つことは明らかですから、やらない理由がない。

 

なんとなく打球感覚を掴んでからは、一本ドライブを送球してもらってカットし、それを直接ツッツキしてもらうという半多球形式に移行。

試合では同じパターンが発生するのでやっていましたが、ゲーム練習ではバック~ミドル前へのショートサービスに対しスッと足が出るようになるという効果も見られました。うーん、これもいいぞ!

 

実戦ではツッツキからスタートするので、上記の練習から次の段階としてツッツキからカットのパターンへ移行。ショートサービスでネット際に寄せられてからカットしてまた前に出る…という練習を現在継続中です。

 

そんなこんなで1か月弱ツッツキの多球練習を続けまして、昨日ですねゲーム練習を致しまして。ツッツキのミスがぐっと減ったと言いますか、自分でツッツキする直前に入る入らないがなんとなく見えたんですね。

あぁこれは練習の成果が出たなぁ、やり続けて良かったなぁと思いましたね…。

 

だからこの練習はもうしばらく続けて、弱点を完全に克服してしまおうと思います。やればやるほど効果が出ることを実感すると、練習が楽しくなってきますね。

 

希望が見えてきました。

 

 (おわり)