卓球と技術のソノサキ

中学卓球部における指導と自分の成長記録の二つがメインです。

自分の一番優れたところってなんだ

長所は短所と裏表、時には長所がそのまま弱点となることもあるかと思います。

…が、そういうのは置いておいて、卓球に関して自分の中で一番優れた要素は何なのか。中学生の彼らは感じているでしょうか。

 

 

ドライブが上手いとかツッツキが切れているといった要素に関しては、自分ではよく分からなくてもチームメイトから言われて気付いているかもしれません。そういう局所的なものだけではなくて、もっと大枠の、少し漠然とした長所が見つかるとそれが軸になっていくかもしれません。

 

「自分の長所は何ですか」という話題を投げかけるなら、こちらが事前に考えてみるべきということで、今回は現在関わっている中学生たちに見た、キラリと光る長所を挙げていこうと思います。中にはすでに伝えたものもあります。

  1. 身体運動の再現力とその即時性。「もう少し厚く当てて」とか、「打点をもうちょっと早く」といった過程を省いたオーダーをすぐに具現化できる。初めての打法もお手本を見て数回試せば軸となる感覚は見つけてしまう。練習でできることなら試合中にも対応できる。
  2. 精神状態の安定性と、恒常的な明るさ。大会ごと、試合ごとのテンションの波が小さく、また試合中の相手の好プレーや自分の凡ミス・連続失点にあっても動揺が小さい。試合の入りから終わりまで比較的明るく前向きな状態が続くため、立ち上がりは良いし終盤になって競っていてもリードしていても離されていてもプレーに精神状態の影響が出づらい。
  3. 試合におけるレシーブ時の表情、相手や状況に"当たり負け"しない精神性。中学スタートとは思えない「選手の顔」、これはきっと試合に入り込む力が高い。相手が強くてもリードされていてもその集中力は変わらず、余計なことを考えて精神状態が変わることもない。特に競っているとき、相手を押し切るような雰囲気を醸し出せる。(これがJun Mizutaniの言っていたオーラというやつか…?)
  4. 勝ちたいという意志と戦術への関心、論理的な思考力。勝つというゴールから逆算して、得点するためにこう打ちたい、こう打つにはこういうボールを要求したい…という思考が働く。それを自分の言葉で表現することもできる。技術の向上だけでなく、戦術の重要性にも気づき、自ら工夫しようとする。

 

2,3はいいことづくしで、きっと選手として強くなれるはず。

1,4は表裏一体。

何となく何でも出来てしまう人は出来ることが多いから勝てる幅はとっても広いけれど、自分と互角以上の相手と当たった時に戦略性や決定打に欠ける。

勝ちたいという意志はプレッシャーになって自分にのしかかる。それに耐えうる精神力かそれをかわす技量を持っていないと試合で弱い選手になってしまう。諸刃の剣。戦術への関心も、優れたガイドなしではとんでもない場所に迷い込んでしまう可能性を孕む。

 

3は中学スタートの新2年生、他は経験者の新2or3年生。

1~4ぜーんぶ1人に集約出来たら…卓球オバケのできあがり!

 

 

(おわり)