↑のつづきです。
切れたカットに対してどう対処するか。
私の中の引き出しをひっかきまわして考えてみたのが以下の案です。
- ラケット面を立てる
- 前へスイングする
- 右足への溜め、沈み込みを大きくする
- 腰の捻転を大きくする
- スイングを速くする
- スイングを大きくする
- 切れたカットをドライブ以外の方法で処理する
1:×
→先日の練習時点で面が寝ているようには見えず、十分立っていました。よって彼女に適したアドバイスではないと思われます。
2:○
→前回の記事を書きながら、「ボールは上がっているけれど、ネットに届いていないことがあるなぁ」と気づきました。
つまり切れたカットを打つために回転をかけようとする余り、前へのエネルギーをボールに伝えられなくなっているのではないかと考えました。
3:△
→身長的にそれほど沈み込めないと思われます。難しいかもしれません。
4:○
→これは身長関係ないので、可能性があります。先の記事で述べたように前進するエネルギーが足りないのだとしたら、これが効果を発揮するはずです。
5:△
→言うのは簡単ですが、ではどうやって速くするかというと2,3あたりが方法論になってくるでしょう。
6:△
→肘を使いながらも、テイクバックを普段より大きくとります。
身長的に近いであろう伊藤 美誠選手のカット打ちを見ると、背中を越えるくらいの大きなテイクバックを取っています。
あとはAさん自身がそれに納得して受け入れられるかが重要です。
7:△
→本人の意思は確認していませんが、別に打てなくてもいいと割り切れるならこれでもいいと思います。切れたものはツッツキや流しで対処して、それに対するツッツキを再度ドライブしていけば良いのです。
これも本人がドライブとツッツキのどちらを選びたいか聞いた上で考えたいところです。
次回練習で会う時にこれらを提示して、考えを聞きつつ選択してもらおうと思います。
これでうまくいかなければ、知人の全国区女子選手にこっそり知恵を借りるのも視野に入れています。