今後、映画や音楽といった文化的なものについても思うこと等を書いてみようと思います。
高島大先生も、卓球だけでなく自然や文化に触れて感性を養いなさいと折に触れ仰っていることですので。
そうは言っても、何かしら卓球に繋げられる教訓を得られればとは思います。
原題:The Village。2004年公開。
ジャンル:ミステリー
私の初めての海外は、小6でのイギリスへのホームステイでした。その行きか帰りの機内で何度か観たので印象に残っています。
望んで観たというより、他に観たいような映画もなかったので仕方なく何度もリピートしてしまった…?あるいは子供ながらに謎の魅力を感じたのかもしれません。
あらすじ
1897年、ペンシルヴェニア州のとある深い森の中に存在する小さな村は周囲から孤立していた。村では皆が家族のような暮らしをしていたが、その暮らしを守るために作られた奇妙な掟を、村人たちは守らねばならなかった。しかし、ある日のこと盲目の少女が、恋人の命を救うためにその掟を破ろうとしていた。
個人的な評価 ★★★☆☆ 3/5
小学生で観たというのもあってか、なかなか怖い映画という印象があります。
割りとビックリする場面やゾゾ・・・と背筋が寒くなる場面も。私はホラー映画はほぼ観られない性質ですが、このヴィレッジくらいまでであればギリギリ大丈夫ですね。
まぁ、ホラーではなくミステリですからね。
ラストまで見て真実が明らかになると、幸せとは、発展とは何か、といった点を考えさせられる作品ではあります。
舞台は秋で、欧州の森や紅葉の美しさを目にすることができます。(といってもそれを味わう余裕があるかは分かりませんが…)
最近話題のJOKERでジョーカー役を務めたホアキン・フェニックスが主要人物役として登場するので、そこも見どころの一つと言えるでしょうか。
人に熱烈に勧めることはないですが、どこかの要素に興味がある方にはお勧めできる作品ですね。
卓球へカラメルなら (ネタバレチックな内容アリ)
作品の核心部分と近い現象といえば、クラブチームでの選手の囲い込みでしょうか。
別の環境を選手や生徒から隠して、自分の元で卓球をさせ続ける。それは違うよねと。
選択肢を提示した上で、ここがよろしければどうぞ、とそういう姿勢でやっていきたいものですね。
ただまぁ…クラブやスクールも生徒数を確保しなければ存続ができないという経営的な問題がありますので、バランスをうまく取らないといけないところではあります。
(おわり)