先日の練習で、カット型のAさんに変わった(?)球出しをしてみました。
シェーク裏裏のラケットでワンコースにドライブを出し、赤いラバーで出していたらクロス、黒いラバーで出していたらストレートにカットしてもらいました。
この目的は、相手のラケットを一瞬見て判断する訓練をするためでした。
やってみるとAさん、簡単にこなしてしまいます。僕自身がこういう球出しを経験していないので、実際簡単にできるのか、中学生でもこのくらいなのか、分かりませんでした。
Aさんに「簡単に見える?」と尋ねるとYesとのこと。さらには普段から相手のラケットは見えていると言うのです。ラケットを見なさいとは誰からも教わっていないと言います。
うーん唸りました。私はなかなか相手のラケットを見ることができずにいます。
卓球を初めて一年半の彼女の方が、そういう力を身に付けるのは容易なのです;;
もう一人、卓球歴が同じカット型であるBさんがいますが、彼女には試せませんでした。次の練習ではBさんにも同じことをしてもらうつもりです。
おそらくBさんは少し戸惑うのではないかと思います。普段の様子を見ていると、Aさんの方が反応が早く判断も適切であることが多いからです。BさんよりもAさんの方が相手のラケットあるいは身体の向きを見ている可能性が高いです。
もしかすると、Bさんも簡単にこなしてしまうかもしれません。
こういう、「外からは見えない技術」というのは競技を初めて1,2年の間に身に付けておかないと、後になってからでは苦戦することが多いと思います。
いずれにしても、またまた中学生の能力に驚かされてしまいました。
ぐぅー、羨ましい…><;