なるほど 2 ~練習でのミス~

私は普段中学生の練習相手をする際に、「ミスを恐れず思い切って打つ」ことが大切だと言ってきました。

中にはドーンと思い切ったプレーが常の子もいますが、女子だからかなのか全体的に小さくまとまったプレーが多くなりがちです。

細かい技術はそれでいいのですが、狙い球に対しては襲い掛かるような、ある程度の勢いを出力できた方が良いためそれを狙って言っています。

また、前陣異質やカット型の子は思い切り打つことに対して躊躇しがちでしたので言っていたというのもありました。

 

そんな中で最近、考えを少し改めさせられる記事を見つけました

 

                   

成功率を意識する

                   


特に考えさせられた部分を引用します。

「ミスしてもいいからバンバン打っていこう」という意識を持つのは、それはそれでけっこうなことだと思うが、その場合は往々にして「ミスを気にしない・ミスしてもかまわない」という打ち方になってしまうのではなかろうか。

新しい技術や新しい打ち方に取り組む際は、最初のうちはどうしてもミスが多くなってしまうものであるが、「打った結果ミスをする」のは仕方がないが、「ミスを気にせず打つ・ミスしてもかまわないから打つ」という意識はアカンと思う。

新しい技術に取り組む時であっても「絶対にミスをしない」という意識で打つことが大事であるということだ。

 

男子は全体的に無茶打ちをしがちな人が多いですから、特に気を付けなければならないと思います。

私が指導している女子を見ている限りでは、「ミスを気にせず打っていこう」と言われたからといって打ち方が目に見えて雑にはなっていません。もともとの気質が物静かな子が多いこともあり、そのくらい言ってやっと、丁寧な男性とどっこい程度の勢いが出てくる程度です。

しかしながら確かに、「ミスを気にせず打つ」をそのまま受け取っている子がいないとも限りません。打球の前にはある程度こういう風に打とうとイメージを持ち、結果ミスしたなら気にしすぎず次どうするか前向きに考えてもらいたいものです。

 

近いうちに彼らにこの話を伝えようと思っています。