2時間×2の秘密練習をしたいとの申し出がありましたので、メニューを事前に考えておきます。
- 1. 2本2本(バック2フォア2) 15分
- 2. 2本2本(フォア2バック1フォア1)15分
- 3.サービス 30分
- 4.サービスから2本2本(パターン1、パターン2)15分×2
- 5.FH連打(クロス、ストレート)15分×2
- 6.BH連打(クロス、ストレート)15分×2
- 7.Fツッツキ(クロス、ストレート)5分×2
- 8.Bツッツキ(クロス、ストレート)5分×2
1~8で170分
休憩、アドバイスの時間を入れたらこれで十分。むしろどこかを削るくらいかも。
1. 2本2本(バック2フォア2) 15分
バックから始めるのは、クロスへのロングサービスからの展開を後で練習するから。
一般的にはクロス、つまりバックへの返球が想定される。
この2本2本には、
①バックからバック、②バックからフォア、③フォアからフォア、④フォアからバック
の四つの動作の練習が組み込まれている。
それぞれの打球は10段階中の4~5くらいの力で打ち、足を動かして打ちやすい場所へ動くことを最優先すること。
2. 2本2本(フォア2バック1フォア1)15分
クロスへのロングサービスがフォアサイドへ返球されることも想定し、フォアからスタート。さらに回り込みの動きも加える。
フォアサイドでのフォアハンドのみ6~7くらいの力で打球し、バックサイドでの2本は4~5の力で。
3.サービス 30分
上ロング10分、下ロング10分、フォアミドル前10分。
上・下のロングは対角線の外、バックサイドコーナー、相手のミドルの3つのコースへ。
フォアミドル前はロングと同じ構え・雰囲気から優しく触って落とす。
サービス自体には慣れてきているので、サービスを出して相手のレシーブを待つ準備まですること。
4.サービスから2本2本(パターン1、パターン2)15分×2
サービスから1,2での練習と同じようにできるかチェック。
サービスを出した後の戻り、足を動かして打球ポイントを調整すること。
5.FH連打(クロス、ストレート)15分×2
ワンコースで、スピードのあるドライブを打つ練習。7~8程度の力で打ち続けることを意識する。この力加減が、試合で使える最大値であることを覚える。9~10は暴発であり信用できない。
体勢が崩れたりボールが遠くに来た場合は7~8の力に拘らず、とにかく入れて次を7~8で打とう。
6.BH連打(クロス、ストレート)15分×2
ブロックと違い、自分から回転をかけることを目指す。力は6~7で、面は台に対して45°くらいにして、斜め上・前方向へスイングして上回転をかける。
ちゃんと回転を掛けられれば、ボールは台に吸い込まれていく。
7.Fツッツキ(クロス、ストレート)5分×2
まずは失点しないための技術へ。狙ったコースに正確に、回転をかけて、低く送ることが出来るように。
力は2~4で、ただしスイングは小さく速く。キュッorクッと。
バウンド直後を触れるように右足を出すこと。
8.Bツッツキ(クロス、ストレート)5分×2
ポイントは7と同様。
バックは簡単なので、ブツッと切るツッツキを覚えよう。切る時の力は4~5、スイングは小さく速く、ブレーキをかけるようなイメージで。
私もこういう練習したいなぁ…
カット型だからこそ、裏裏or裏表でピッチの速い練習をしておかないと動きが漫然としちゃうんですよね。予測する力・戻り・角度を出す能力も鍛えられるし…
ずっと自分の練習ができるって、贅沢なことですよね。
彼らが高校生とか大学生になって、「今度はあたしが練習相手してあげますよ!」なんて、そういう感じになる人が現れるといいなぁと。
それはいささか自己中心的でしょうか。うーん。
(おわり)